太陽電池といえば、家の屋根に取り付けられているものを思い浮かべがちですが、
かなり以前からも電卓や腕時計などにも使われています。
また、宇宙では人工衛星や探査機に太陽光パネルを設置して、
運用に必要な電力を得ていました。
数千個から数万個の太陽光パネルを並べ、1000kWh以上の設備をもった
太陽光発電所を「メガソーラー」といいます。
太陽光エネルギーの潜在能力は、例えば現在市販されている太陽光パネルを
モンゴルと中国の間に横たわっているゴビ砂漠に敷き詰めると、
それだけで全世界の電力をまかなえるというほど。
日本では、太陽光発電を2020年に2005年の10倍に、
2030年には40倍が導入の目標とされています。
太陽光パネルの能力アップや量産化により、年々太陽光パネル自体のコストや
発電コストは下がり続けています。
太陽光発電の仕組みを簡単に説明しますと、太陽光パネルの表面に太陽の光が当たり、
そのとき電子がプラスとマイナスに分かれることで電気が発生します。