太陽光発電は、今が間違いなくお買い得です。
それは、確実に儲かる仕組みともいうべき、
「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」という制度がはじまったためです。
以前は太陽光パネルの元を取るには30年はかかると言われていたのが、
この制度のおかげで、家の屋根に取り付ける、
高いイメージのある太陽光パネルの元が確実に取れるようになりました。
具体例で説明しますと、家庭用の太陽光パネルは現在、4kWタイプが主流です。
この値段がだいたい200万円程度。
もちろん、今後太陽光パネルが普及すればするほど、
より効率よく発電できて、なおかつ安いパネルも登場することでしょう。
さらにいうと、この200万円が丸々自己負担になるわけではありません。
地方によっても違いはありますが、国や県、さらに市が補助制度を持っていて、
東京都杉並区の場合ですと、国から14万円、東京都から40万円、杉並区から12万円
という補助金が受けられます。
これを合計すると、66万円。
つまり、200-64で実質、134万円で太陽光パネルが購入できることになります。
この134万円が回収できるのかが、太陽光パネルを導入するか否かのポイントになります。
次に、4kWタイプの太陽光パネルが1年間に発電できる電力は、約4000kWh/年。
家庭の場合は、太陽光パネルで発電した電気の全てを売電できるわけではなく、
まず、家庭内の消費電力として使用しなければなりません。
そして余った電力を電力会社に売るという「余剰電力買取制度」というものがあるためです。
とはいえ、電気が余るほどということは、当然、家の電気代は「0円」になるということ。
一般的な標準家庭で1年間に消費する電力は、だいたい2500kWh/年。
ちなみに、家庭で使う電気を電力会社から買う場合、契約内容や地方によっても異なりますが、
だいたい1kWh当たり25円で購入していることになります。
これを1年間の電気代に換算すると、6万2500円ということになります。
そして、余った1500kWh/年の電力を、1kWh当たり42円で売電すると、
その金額は6万3000円となります。
節約できた6万2500円と、入ってきた6万3000円を合計すると、
その額は12万5500円となり、これが太陽光パネルによって得られる1年間の収入となります。
この金額が10年間、固定価格で入ってくるということは、総額125万5000円の収入になりますので、
ほぼ10年間で太陽光パネルの設置費用がペイできるという計算になります。
太陽光パネルは少なくても20年以上は稼動する長寿命なものです。
長く使い続けることで、投資に使った資金以上の収益が見込めます。