太陽光発電による売電は、究極の節電・エコと言えますが、
併せて節電にも取り組むことで、相乗効果が得られます。
節電を考えるにあたって、一つ考えておきたいのが、
夜間の電力料金が安くなる、ナイトプランという料金体系のこと。
普通、一般的な家庭では、「従量電灯」といって、
電気を多く使えば使うほど電気料金が高くなる仕組みになっています。
これに対して、「ナイトプラン」の場合、電力会社によって詳細は異なりますが、
東京電力を例にすると、22時から8時までの電気料金が安くなる「おトクなナイト10」や、
23時から7時までの電気料金が安くなる「おトクなナイト8」といったプランがあります。
ちなみに、他の電力会社のナイトプランの名称は以下の通りです。
・北海道電力:ドリーム8
・東北電力:やりくりナイト10
・中部電力:タイムプラン
・関西電力:はぴeタイム
・九州電力:よかナイト10
この時間帯の電気料金は、かなり安く設定されていて、
逆に昼間の料金は従量電灯よりも少し高く設定されています。
ということは、例えばサラリーマン家庭で子どもも昼間は学校に行っているような場合、
昼間は誰も家にいないような状況になりますので、夜にたくさんの電気を使うことになります。
そうなると、「ナイトプラン」に切り替えた方が、大幅な節約に繋がります。
ただし、基本料金はナイトプランの方が高いですから、
土日など、昼間に電気を使うようなことがあれば、使い方しだいによっては
電気代が高くついてしまうこともありますので注意が必要となります。