太陽光パネルは稼動する部分がないため、
基本的には長寿命です。
とはいえ、太陽光発電で利益を出していくためには、
10年以上の長期間、発電能力が落ちることなく稼動してもらう必要があります。
そうした長い目でプランが立てられるように、
シャープ、三菱電機、パナソニック、京セラといった
国内の主要な太陽光パネルメーカーでは、
システム全体の10年補償が実施されています。
また、落雷や台風といった自然災害による破損や、
火災による破損も補償の対象に含まれています。
基本的に太陽光パネルは屋外に設置するケースがほとんどですから、
自然災害への耐久性は強く設定されています。
秒速60mの猛烈な台風にも耐えられますし、
落雷があっても、システムに避雷器が組み込まれていますから、
過度の高電圧から守ってくれます。
海岸に近い地域では塩害を防ぐために、塩害対策使用の太陽光パネルを設置することになります。
ただし、海外製の太陽光パネルメーカーを検討する場合は、
その会社が本当に「10年間補償してくれるのか」見極める必要があります。
ただ「安かったから」という理由でそのメーカーを選ぶのは危険です。