光の形で届く太陽エネルギーですが、
太陽光パネルの表面で光が一部反射することもあり、
変換効率はどうしても100%にはなりません。
光の反射以外にも、途中で多くのエネルギーを失ってしまいます。
太陽光パネルの性能で覚えておきたいのが変換効率です。
これは、太陽からのエネルギーの何%を、
電気エネルギーとして有効に使えるかという指標です。
変換効率が10%ということは、得られる太陽光エネルギーの10%に当たるエネルギーを
電力として得られるということです。
この%が低ければ、太陽光パネルの性能も低いということ。
現在は、15%前後の物が主流になっています。
変換効率10%程度で1平方メートルあたり100Wの発電量になります。
それでも、太陽光パネルを大量に敷きつめることで、大きな電力を得ることは可能になります。
また、太陽光パネルの変換効率を最大限に生かすためには、
パネルの設置角度も重要な要素となります。
お昼、太陽光パネルに垂直に太陽光パネルが当たるよう、南側に設置し、
日本の緯度では、地面に対して約30度の角度をつけることが推奨されています。