太陽光発電を導入すべき時期はいつがベストでしょうか。
2012年現在であれば、国や県、市から重複して補助金を受け取れる上に、
固定価格買取制度で電気の買取金額と期間が固定されている「今」こそ
太陽光パネルを導入するベストな時期という事ができます。
「太陽光パネルが普及するのを待てば、
それだけ発電効率も良くて、値段も安い製品も出てくるはずだ」
と考えている方もいるでしょう。
たしかに、太陽光発電が普及し始めた2000年頃は
1kW辺りのシステムが100万円以上もしたものです。
でも、「もっと良い製品を待っている間」は、電気代を払い続けていく必要があるのも事実。
しかし、太陽光発電を取り付けてしまえば、その瞬間から償却が始まることになりますし、
固定価格買取制度があれば、太陽光パネルは10年で元が取れてしまいます。
設置は早ければ、早いほど良いといえるでしょう。
固定価格買取制度の買取金額は今後どんどん下がっていくと考えられています。
実際、2010年までは1kWhあたり48円だった買取価格が、
2011年以降は42円と減額になっています。
今後5年の間に、さらに買取価格が半額にすることも検討されているそうです。
補助金についても、予算がなくなってしまえば、打ち切りになる可能性も十分にあります。
家電エコポイントやエコカー補助金が予算の関係で削られたのは記憶に新しいことです。
今すぐはじめても、5年後にはじめても、自己負担額はそれほど変わらないかもしれません。
また、固定価格買取制度が取り入れられたことにより今後電気代は上がり続けます。
電気代が上がれば上がるほど、太陽光発電で元を取る為に必要な期間は短くなっていきます。
太陽光発電で賄える分、高くなっていく電気を買う必要がないからです。
元が取れた後も、高い電気料金を払う必要はありませんから、
早めに設置すればするほど、お得な装置といえます。
太陽光パネルの増設を考えたら
売電価格の固定期間は、最初にシステムを導入した年度で決定されますから、
後々、「もっと発電量を増やしたいから」とシステムを増設しても、
適用期間が延びることはありません。
ですから、増設を考えている人は、早ければ早いほどお得ということになります。